2013年02月13日

楽をしたがるから、落とし穴に落ちる

Yahoo:「“まとめサイト”のうのみは危険! 分かりやすさの裏に潜む影

>個人サイト管理人の「目」:
 このごろ「NAVERまとめ」やいわゆる「2chまとめサイト」といった“まとめサイト”が、新たな情報源として定着しつつある。

【個人サイト管理人の「目」:“まとめサイト”のうのみは危険! 分かりやすさの裏に潜む影】

 分かりやすくて見やすいのがその魅力だが、情報を一部に切り取り、大げさに脚色した内容の記事も多い。そのため、まとめサイトの情報をうのみにすると、事実を見誤りやすいのだ。魅力の裏には、そんな危険が潜んでいる。

 情報量が激増し、SNSでは炎上が相次ぐなど、昨今のインターネットはますます難しさを増している。そんなネットとの付き合い方を、ネット黎明期から約10年以上個人サイトを運営する“ネットのベテラン”の知見に学ぶ本連載。最終回となる今回は総括として、ネットの歴史を振り返りながら、トレンドの“まとめサイト”をめぐるユーザーリテラシーについて考える。

 引き続き“ネットのベテラン”こと、「虚構新聞」(2004年〜)のUK氏、「絵文録ことのは」(2003年〜)の松永英明氏、「まなめはうす」(1996年〜)のまなめ氏、「ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ」(2000年〜)のさらしる氏に意見を聞いた。

●盛り上がりの一方で、ひどい情報も増えてきた

 ネットユーザーの情報源というと、ネット黎明期の2000年ごろは個人ニュースサイトが主力だった。だが今やその役割は、“まとめサイト”やネットの話題を取り上げる“ネットメディア”などに取って代わられた。長年個人サイトを運営してきた“ネットのベテラン”たちは、この変化をどう感じているのか。

まなめ ユーザーの増加は、この15年を通して本当に実感していますが、個人ニュースサイトの読者層自体はあまり変わっていないですね。ただ、ユーザーが情報収集する場所は大きく変化しました。今ではTwitterやソーシャルブックマークを使えば誰でも情報を発信できますし、共有するのも簡単ですよね。加えて、まとめサイトも影響力を持つようになりました。かつては個人ニュースサイトが求められていた時代があったんですが、その時とは状況が異なります。

 私が今からサイトを立ち上げるとしたら、たぶん個人ニュースサイトは作りません。もう時代の流れとして、個人ニュースサイトは必要なジャンルではないのでしょう。たとえSNSを駆使したとしても、人気サイトになるのは難しいと思います。

UK 2000年ごろは、新聞社のサイトや個人ニュースサイトがネットユーザーの情報源になっていましたが、最近ではまとめサイトがそれに代わっています。そういう情報もとの変化は感じていますね。なので、「今ネットで何が話題か」を把握するために、私自身も2ちゃんねるのまとめサイトなどを閲覧するようになりました。

 一部のまとめサイトはアフィリエイト広告で稼いでいることもあり、アクセス増加を狙って、センセーショナルな見出しの記事が多いですよね。例えば、韓国の大統領がちょっと不満を漏らすような発言をしただけで、「○○大統領、大激怒」なんて大げさな脚色を付けたタイトルにしたり、といった具合に。しかも読み手をより刺激するために、わざと差別的な表現を使ってみたりと、たちの悪いものも増えている。果たしてそういう記事を情報源とみなしていいのだろうか、と懸念しています。その辺り、昔ながらの個人ニュースサイトは良識を持っていますよね。品がよかったと思うんです。

 もっと言うと、今のまとめサイトはサイトの両端にずらっとアフィリエイト広告を貼ってますよね。しかも、例えばゲーム関連のまとめサイトなんかでは、ある特定のゲームをけなす内容の記事の最後に、そのゲームのアフィリエイト広告を載せていたりする。決してお金儲けを否定するわけじゃないのですが、少し驚いてしまいますね。

松永 2ちゃんねるのまとめサイトが成り立ち、それがネットユーザーの注目を集めるようになったのは、ここ5、6年のことで、実は結構新しいんです。今のまとめサイトは、ネットで話題のネタをどんどん提供し、ユーザーを煽るような内容に見立てて、注目を集めようとしているものばかり。同様の手段を用いてニュースを提供するネットメディアもありますが、サイトによっては質がひどいです。例えば特定のネタに対する「ネットの声」として、「すごい!」や「いいね!」など、とても安易なユーザーのコメントをピックアップしていたり。もう少し選ぶ余地がなかったのかと(笑)。

さらしる 2ちゃんねるのまとめサイトは、5年くらい前から影響力が出てきました。まとめサイトの影響で、2ちゃんねる自体を知らなかったり、見たことがなくても、まとめサイトはよく閲覧しているという人、最近多いのではないでしょうか。

 ところで、「○○がネットで話題に!」というタイトルのニュースを、一部のネットメディアで見かけませんか? あれって実は、記事の書き手がそのネタを話題にしたいだけで、実際はそれほど話題になっていないものばかりなんです。一部で盛り上がっているユーザーのコメントをまとめて紹介して、いかにもみんなが話題にしているように見せかけている。しかも、自分たちできちんと調べた情報を提供しているのではなく、単にネットで”又聞き”した内容を記事にしているだけなんです。そういうネットメディアは、まとめサイトと同じくらいの位置付けだと私は思っているので、一次情報として見なさないことにしています。

 まとめサイトが頭角を現したのは5年ほど前と、ついこのごろのこと。今では、主な情報源として求められるまでになった。だが、その盛り上がりの一方で、もとの情報を大げさに脚色したり、“又聞き”した内容を調べずにそのままニュースとして伝えてしまうような、劣化したまとめサイトやネットメディアも出現しつつあるのだ。

●分かりやすくて便利、でも懸念も多いのがまとめサイト

 ネットのユーザーやサービスが増えるとともに、ネット上の情報も激増した。増えた情報を「分かりやすく閲覧したい」という、ユーザーの需要を満たす形で登場したのが、まとめサイトだったのではないだろうか。4人の意見を聞いた。

まなめ 人は「自分たちだけが楽しめればいい」という気持ちを背景に、好きな情報だけを手軽に集めたいと思いがちです。そういう需要に応えたのが、2ちゃんねるのまとめサイトや一部のネットメディアなのでしょう。実際、人気を集めていますしね。

松永 ネットの情報は、もともと分かりづらいものなんです。例えば2ちゃんねるなら、一つのスレッドについた1000件の書き込みを全て読み、全体の流れを把握できる人がどれくらいいるでしょうか。かなり高いリテラシーが必要です。Twitterだって、自分のタイムライン以外の状況はなかなか把握できないですよね。だから、よくまとまっていて見やすい、「Toggeter」のようなまとめサービスが意味を持つんです。

 ですが、情報を簡単にまとめられるツールは、クオリティの高さや情報の信ぴょう性を問わず、安易にまとめが作られてしまいがちというデメリットがあります。しかも読む側も、そういうまとめの情報を簡単にうのみにしてしまう。人はあまりに分かりやすい情報を見てしまうと、真偽を疑ったり、情報源を確認するまでに至らず、全部分かった気になってしまうのが怖いところです。

さらしる あるニュースが話題になった時って、「誰が何をした」だとか、出来事の「結果」にしかみんな興味を持っていないのでは、と最近感じています。実際、見出しだけを見て記事の内容を勝手に想像して、本文まで読まない人が多いでしょう。話題になったニュースが後日どうなったかや、実は正しくなかったなどまで追いかける人も本当に少ない。もっと言うと、誰がその情報を編集したか、情報もとはどこか、どのような経緯で情報をまとめたのかなどを気にする人って、ほとんどいないんじゃないかと思います。

 みんながそういう情報収集ばかりしていると、いつまで経っても“デマ”がなくならない。でも、そういう人がいるお陰で、まとめサイトにはたくさんのユーザーがついた。いいところに目をつけましたよね(笑)。

 まとめサイトを使えば、簡単にネットの話題を把握できる。だが、そこには懸念点もある。その分かりやすさゆえ、まとめサイトの記事を見ただけで情報の全てを知ったつもりになりがちだ。そのため、記事の情報もとを確認するフローを忘れてしまいやすい。便利なまとめツールができ、誰でも気軽にまとめ記事を作れるようになった一方で、怪しい情報も増えている。まとめ記事を閲覧する時には、情報もとはどこなのか、誰がまとめたのかといった確認を心がけたい。

●自分で“確信”を持てる情報を選ぼう

 それでは、まとめサイトの分かりやすい情報に安易に飛びつかず、一段上のリテラシーを身に付けるには、どうすればよいのだろうか

松永 まず、編集という作業には必ず編集者のバイアスが掛かる前提を認識することです。よく「NAVERまとめ」を「恣意的な編集だ」と批判する人をネットで見かけるのですが、恣意的に編集するのが“まとめ”なんですよね(笑)。

 次に、情報は自分で選ぶもの、という理解が必要です。世間一般で話されている情報が正しくない時もあるので、情報に“確信”を持てるまで、きちんと自分で調べなければいけない。真実は多数決では決まりませんしね。

 情報を”参考”にすることはできますよ。例えば、ある飲食店の料理はおいしいとかまずいとか。でも結局は、自分の舌で味を見て判断を下すわけじゃないですか。つまり、世間一般の意見は、参考程度にしかならないはずなんです。

 確信が持てる情報かを判断するためには、受け取った情報を飲み込む前に、いったん保留するフェーズが重要になります。さっきの飲食店の評判の例だったら、実際にお店で料理を食べてみればいいんです。ネットの情報なら、情報もとを確認したり、どういう経緯で記事になったものなのかを調べるというふうに。そうすれば、怪しい情報に騙されにくくなりますし、一段上のリテラシーを持てると思います。

まなめ 私がリテラシーが高いと思われているとするならば、個人ニュースサイトの運営者として色んなサイトを閲覧しているなかで、炎上や失敗を数多く見てきたから、ということにつきます。反面教師になっているんです。

 ネットには教科書がないという話を第1回で述べましたが、いろいろなネットユーザーが行動してきた記録がネット上には残っていますよね。“先人の知恵”を授かるとでも言いましょうか、それを見て勉強することで、我々はリテラシーを身に付けられた。だから、私たちも自分の経験をブログなどでネットに書き残しておけば、後世のネットユーザーの役に立つのではないかな、と思ったりしています。

 ネットでは、多くの人が取り上げる話題や意見が目につきやすい。だが、そこで流されずに、自分の「目」で情報もとや書き手が誰なのかをきちんと確認するべきだ。そうして初めて、情報に“確信”を持てるようになる。

 そこで参考になるのが、まなめ氏のいう“先人の知恵”だ。本連載では、4人の個人サイト運営者がまさに“先人”として、自身の経験を話してくれたが、ほかにも過去にネットで何が起きていたか、いろいろと調べてみるといいだろう。きっと難しいネット時代を生き抜くのに、役立つに違いない。

 この連載でも5回にわたってSNS時代をよりよく生き抜くための処方せんを提供してきた。自由自在にネットを使いこなす人もいる一方で、多くの人は「炎上が怖い」「ネットの情報が信用できない」「SNSがうまく使えない」と試行錯誤しているはずだ。

 そんな悩みにお答えすべく本連載を執筆してきた。万能なネットの“教科書”はないが“先人たち”は多く存在する。本連載で話を聞いた4人だけでなく、自分だけのネットの“先生”を探すのも1つの手だろう。

 ITジャーナリストや研究者などの識者だけでなく、個人ブロガーや個人ニュースサイト管理人など、身近なところに無数の“先生”が存在している。あなたの隣にも“先生”はいるかもしれないのが、現代のネット社会の面白いところだろう。

 ネットユーザーの情報源は個人ニュースサイトから、まとめサイトへとこの5年で移っていった。数年後には、また別のものへと取って代わっているかもしれない。炎上が日常化したり、情報量が激増したりと、時を経るごとに新しい困難がネット上には現れる。いつの時代も、試行錯誤しながらネットの情報と付き合わなければならないのに変わりはないのだ。


楽をしたがって、まとめサイトとかを利用しちゃうのは駄目ですよね
誤った知識を付けた上に、良かれと思って拡散をすると、デマの拡散になってしまうと


人のことを言えた義理ではありませんが、何かしらの裏付けをとった上でないと危険でしょう

特に科学的なことについては、カルト的、タレントあがり、市民団体など素人程度が言っていることを鵜呑みにしたら駄目。その世界で相応の実績がある人の意見を確認するまでは待った方が良いでしょう。先の震災後に発生した原発事故で、その辺はかなり多くの人が実感したはず。まだそれから脱却できない人は、科学的な知識のの基礎の基礎を学び治した方が良いと思います。放射脳は精神衛生上よろしくないし、他人にも迷惑をかけすぎますから

というわけで、あちこちのサイトなどをみて、意見のばらつきがあるときは特に要注意かもね。専門家の意見を見た方が良いでしょう。ネットで自分のように素人が簡単にいろいろもの申せる時代だけに、素人の意見よりはまず専門家の意見を確認しなければ良いこと無いです

また、ある専門家が専門外のことに口を出している場合も間違いの元なので要確認ですね


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130212-00000044-zdn_b-bus_all


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posted by ! at 19:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 身近なニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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